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藤城清治美術館 那須 グランドオープン [芸術]

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本日の「日曜美術館」では、特集の「影絵作家・藤城清治 89歳の“風の又三郎”」
放送されていましたね。

藤城清治さんは、どんな人なのでしょう・・・

影絵作家・藤城清治さんは「光と影の詩人」と呼ばれています。

藤城清治さんの作品は、光が映し出す色彩豊かなシルエットを表現し、詩情あふれる
人物が登場します。

そして、影絵が織りなすメルヘンの世界を作り出しているのです。

一方で、キャラクター「ケロヨン」を生み出した人でもあります。

その藤城さんの個人美術館「藤城清治美術館」が那須で、今年の6月にグランド
オープンしています。


藤城さんは、今、宮沢賢治の代表作「風の又三郎」の連作に取り組んでいます。

「風の又三郎」は、子どもたちの心象風景をつづった物語。

藤城さんはこれまで「銀河鉄道の夜」をはじめとする賢治の童話をテーマにした作品に
取り組んできましたが、「風の又三郎」は、物語の素朴さ、難解さから、心のどこかで避
けてきたようですね。

「風の又三郎」と向き合う決意をした背景には、80歳を過ぎてからの大きな心の変化が
ありました。

それは、現実の世界を描くきっかけになった原爆ドームの作品と、東日本大震災。

藤城さんは何度も被災地を訪れ、復興の祈りを込めた影絵を制作しています。

去年11月には防護服を着て福島第一原発をデッサン。

完成した影絵には、がれきの中に「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福は
あり得ない」という賢治の言葉を添えています。

「89歳の今だから描ける」という藤城さん。

どんな又三郎が生まれるのでしょうか・・・



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